TAKINAMI THEATER
【山形・南陽ワイナリー巡り】なぜここにワイナリーが多い?美味しさの秘密と歴史、魅力をご紹介
2025.06.26
リスト
赤湯温泉のある南陽市は「ワインのまち」
山形県南陽市(特に赤湯エリア)は、今、全国のワイン好きから注目を集める「ワイナリーの町」。
小さな市内に6軒の個性派ワイナリーが集まり、それぞれが地元ぶどうを使ったオリジナルワインを手掛けています。
なぜ南陽にワイナリーが多いの?
✅ 豊かな自然環境
南陽市は、寒暖差のある盆地特有の気候と、水はけの良い土壌に恵まれています。
この環境が、糖度が高く香り豊かなぶどうを育てるのに最適。
デラウェアやマスカット・ベーリーAなど、ワインに適した品種が昔から栽培されています。
✅ 長いワイン造りの歴史
南陽のワイン造りは明治時代から始まりました。
中でも酒井ワイナリーは1892年創業と、東北最古の歴史を誇ります。
その後も地元農家が次々とワイナリーを立ち上げ、地域ぐるみでワイン文化を育んできました。
南陽ワインの美味しさの秘密
🍷 土地の恵み「テロワール」
南陽のワインは、その土地ならではのミネラル感や果実味が特徴。
昼夜の寒暖差が生む、凝縮感ある味わいが魅力です。
🍷 生産者のこだわり
各ワイナリーは小規模・少量生産で、手間ひまかけた醸造を続けています。
無添加、無濾過、自然発酵など、体に優しくナチュラルなワインが多いのもポイント。
🍷 多彩なワインラインナップ
赤、白、ロゼ、スパークリング、ナチュラルワインまで。
それぞれのワイナリーが個性的な味わいを追求しています。
南陽ワインの歴史
-
1892年:酒井ワイナリー 創業(東北最古)
-
昭和初期:大浦葡萄酒、須藤ぶどう酒、佐藤ぶどう酒が次々誕生
-
2017年以降:GRAPE REPUBLIC、Yellow Magic Wineryなど新世代ワイナリーが登場
-
現在:「南陽ワイナリー街道」として、観光客の人気スポットに
南陽ワインの特徴
-
フレッシュでフルーティー(デラウェア・マスカット・ベーリーA主体の軽やか系)
-
自然派・無添加(酒井ワイナリー、GRAPE REPUBLICなど)
-
スパークリングワイン(佐藤ぶどう酒など)
-
果実味が豊かで飲みやすい(大浦葡萄酒など)
-
テロワール感重視のナチュラルワイン(GRAPE REPUBLIC、Yellow Magic Wineryなど)
それぞれのワイナリーで個性が際立っており、好みに応じて選ぶ楽しさがあります。
おすすめの楽しみ方|南陽ワイナリー巡り
🚶♀️ ワイナリー6軒が“徒歩圏内”
南陽市赤湯エリアは、ワイナリーが集中しているので移動がラク。
徒歩やタクシーで数分以内で巡ることができます。
🍷 各ワイナリーで試飲体験
ワイン好きならぜひテイスティングを。
直売所限定ワインにも出会えます。
🏞 赤湯温泉とセットで楽しむ
ワイナリー巡りの後は、赤湯温泉でゆっくり宿泊。
温泉×ワインという贅沢な旅が叶います。
🍇 季節のイベントも多数
秋の収穫期は、ぶどう狩り体験やイベントも開催されます。
当館では、8月~10月中旬頃までの期間、フレッシュなブドウを使って昔ながらの製法で作る”私だけのワイン”造り体験を開催します(有料)。
ワイナリーで熟成させて完成したワインをお届け。世界にひとつだけの特別な味わいをご堪能いただけます。
南陽のワインは“土地・人・歴史”がつまった一杯
南陽のワインは、地元の大地の力、ぶどう農家の情熱、ワイン職人のこだわりが詰まった味わいです。
赤湯温泉でのんびりした後に、ワイナリーでお気に入りの一本を探してみませんか?