TAKINAMI THEATER
小正月の風情を楽しむ|山形県の伝統行事「団子の木」
2025.01.10
山形県の伝統行事「団子の木」
人々は、満月となる暦の1月15日に当たる日を『 1年の始まり』である正月と祝っていたそうです。
小正月(1月15日)になると、自宅の部屋に飾る行事を、”団子の木飾り”といいます。
小正月とは、1月1日からの正月が大変忙しい女性、特に主婦の奥様方がやっと一休みできる時期。
昔は、だいたいこの1月15日ころになるとお客様も減って、いつもの日常に戻り、一息つけるようになるためそう呼ばれました。
団子の木飾り
その小正月に行う、団子の木飾りは、「豊作」や「無病息災」など願いを込めて飾られます。
団子の木に使用する木は「ミズキの木」。
このミズキの木、水辺に生える樹木で、水をよく吸い上げる木です。そのため、「火事にならないように」という願いも込められています。
また、ミズキの木は芽が上を向いて出てきます。そのため、「運が上向くように」との願いも込められていたり、他にも育ちが早い木なので、「子どもが早く育つように」という願いもあるそうです。
慌ただしい正月も終わり、やっと休息をしにいらっしゃる皆さまのご繁栄とご健勝を祈念しつつ。
「団子の木」が当館ラウンジで風情豊かにご到着をお迎えしております。
山形座 瀧波
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